銅板を切り、鎚目をつけ、鍍金をする前に
銅の肌目を整えてました。

手で磨いて、鍍金前の準備完了。

中国茶で使う、鉄瓶・銀瓶の蓋取りを作っています。
お湯を沸かすと鉄瓶・銀瓶の蓋も熱くなりますので
その蓋を持ち上げる時に使う“蓋取り”です。

当社がデザインをし、製作してる蓋取りは“梅の枝”の形です。
(意匠登録済み)

写真は、蝋型を使い真鍮を鋳造したあとの段階。

Yの字部分で蓋の摘みを掬い上げるように使います。


これから色付け屋さんのところで色付けです。

伝統技法を使った漆の焼き付け技法による色付けです。

そのあとは、当社で金箔加工を行います。

また、順次製作風景をご紹介します。

銅象嵌の看板、ついに取り付けも完了しました。
今回は御縁もあり、良い欅の板に出会えたこともあり
当初の仕上がりイメージを超えました。なかなか良いできです。

銅象嵌とは、木に文字彫り、その凹み部分に銅を打ち込む技法です。
今回、良い仕上りにできました。


夜はこのような雰囲気です。

銅象嵌の看板のご要望がございましたら、お問合せください。

 

大越工芸品製造株式会社

銅象嵌の看板がようやく仕上りました。

欅の板に、銅を象嵌。

銅部分は当社で加工し、木の加工は製材所さんにお願いしました。


看板なのでお店の入り口に設置します。

看板取り付けは看板屋さんにお願いしました。


傾いたらよくないので、厚紙に看板の形を下書きをされ

取り付け位置を決めておられました。穴開けは失敗できないですからね。

なるほど、こうやって取り付けするのですね。

いよいよ白壁に穴を開け、設置です。

前回に続き、銅象嵌の看板製作中

前回まで

①銅を切り ②マットな感じになるように銅表面にタタキ模様を打つ

今回

③せっかくの銅の味わいなんですけども、錫メッキを行い“銀”色に仕上げました。

銀メッキは色の変化がしやすいので、わりと変化が遅い“錫”でメッキ。

仕上りはこのような風合↓

これから、木を彫り、その凹みに上の部品を嵌め込みます。

仕上りは次回です。